ロードオブ ヴァーミリオン IV LoVの処方箋

「2030年 LoVツアー」 29回目 『働く器っ子さん その3』

 こんにちはです! 開発Dの浅尾でございます!
 
 『2030年 LoVツアー』 29回目です!

 気がつきゃ四月も後半! 新生活を始めた皆さんはそろそろ新しい環境に慣れてきましたでしょうか? 弊社ゲームスタジオにも新人さんが沢山いらっしゃいましたが、まだまだ始まったばかりですからね! 焦らずできるだけ楽しんで日々を過ごして頂ければと思います!
 
 さてさて、そんなわけで前回、前々回と間に二つほど別ネタ挟み込んでしまいましたが、お待たせいたしました! 器っ子さんたちの『お仕事』のお話しの続きです!
 

 ★★★ 『働く器っ子さん その3』 ★★★


 今回は残りの十人分、ドドンとご紹介しますね!
 
 あ、でも今回の内容はストーリーモード『運命の樹』七話までのネタバレを含みますので、もし「これからプレイする!」というありがたい方は、ここでそっと閉じて頂いた方が良いかもです。
 


◆葵順

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 順さんといえば、泣く子も黙るカラーギャング『ブルースカル』のリーダーですが、カラーギャングというのは世間の目を逸らす隠れ蓑でして、その正体は『AVAL科学財団』の秘密下部組織かつ「裏の実働部隊」だったりします。
 
 彼らのお仕事は、いわゆる『汚れ仕事』。表沙汰にできない機密物資の運搬からAVAL要人の警護、敵性要人の暗殺まで、種々様々な黒い仕事を請け負っています(4.0那須与一のフレーバーテキストで、与一と共に暗殺ミッションを行っているのも順です)。

 構成員は主に「社会に行き場のなくなった若者たち」や、「『クリエイター』開発実験で『クリーチャー』とシンクロしてしまった身寄りのない者たち」など荒くれ者だらけ。しかし順さんはその圧倒的カリスマと実力でチームをしっかりまとめ上げています。それどころか、順がヘッドになってからは、「人に言えぬ非道を仕事としている分、少しでも後ろめたいことが無くなるように」と、カタギの方々には"威嚇"以上は絶対禁止、過度な騒音を出したり、破壊行動なども無し、周囲にゴミを散らかすなんてもってのほか(『とやまえん』周辺はとてもきれい!)等々厳しくしつけられています。

 そんなわけで、黒い噂や怖い身なりは、一般人や何も知らない警察組織の末端に「さもありなん」と思わせて余計な詮索をさせないためのカモフラージュというのが真実で、基本「ギャング」らしい活動は目くらましとしてだけ、必要以上は行っていません。

 何気に報酬も仕事内容ごとの歩合制ではあるものの、給料として構成員全員にきっちりと支払われていたりします。


◆水上晴

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 晴は日々河高校の学生寮に住んでいるのですが、ブルースカルに入ってからはアジトである『とやまえん跡』に入り浸っています。一応学校の授業には顔を出しているのですが、サボることもしばしば(なんなら泊まり込んで寮に帰らないことも)。

 そんな彼はチームの副ヘッドなわけですが、そうなるまでにはそれなりの苦労がありました。
 
 とある場所で順に出会いブルースカルに入る決心をしたものの、やはり彼は一介の高校二年生。対してメンバーたちは腕っぷし自慢で実力主義の荒くればかり。順が連れて来たとはいえ、当然初見ではなめられ、"力"の程を問われます。しかし元々強健な全国クラスのアスリートであり、その身に強い"力"を宿していた晴は、ひと月かけて名だたる幹部たちを実力でねじ伏せ、副ヘッドの座を手に入れました。
 
 とは言え晴は未成年。順の方針でブルースカルの"裏の仕事"はさせてもえません(年長組が何をやっているのかは知らされています)。では晴の仕事は何かというと、「アジトでのメンバー管理」と「"表の顔"の取り回し」、つまり『カラーギャング』として、地域一帯を仕切ることを任されています。

 2030年東京の若者たちの間では、2000年代初頭に流行った『カラーギャング』のリバイバルブーム絶頂期で、数年前より大小様々なチームが生まれては消えを繰り返していました。そんな中、晴は池袋を中心にブルースカルを頂点とするカラーギャングたちの勢力図が変わらないよう目を光らせ、チーム同士のもめごとがあると飛んでいき、新進気鋭の顔役として調停に東奔西走していたりします。


◆白木優羽莉

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 優羽莉は日本有数の財閥一族の超お嬢様なので、バイトなどしたことはありません。
 
 千尋と同じ上恵大学の経営学部に通っていますが、交友関係は希薄であり(人を見下したり、避けたりということはなく、誰とでも穏やかな物腰かつ笑顔で話すものの、一定の距離を置いて一緒に遊びに行ったりはしない)、講義が終わればすぐに、周囲の学生たちに「美少年」と噂されるドライバーの運転する車に乗りさっさと帰ってしまいます。
 
 家に帰った後は多くの時間を父親の研究所で過ごしているのですが、そこで何をしているのかは所員たちも噂程度でしか知らない謎めいた人だったりします。
 
 優羽莉の情報少ないですが、今のタイミングではここまで、ということで<(_ _)>。
 

◆赤谷犬樹

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 犬樹は『アルカナ症候群』の専門医としてAVAL科学財団から上恵大学附属病院に派遣されている派遣医師です。とは言え、AVALでの立場は特殊科学医療科に所属する研修医で、まだ駆け出しです。しかしその技能はとても優秀で、アメリカ有名大学での海外研修課程もトップクラスの成績で終えています。
 
 そんな彼がAVALから与えられた仕事は、『大共鳴』の爆心地「東京」におけるアルカナ症候群罹患者のデータ収集と、同地における人造クリエイター『チャイルド』の影響調査。それに加えて派遣先の医療業務もこなさなければならないので、なかなかに大変です。

 朝は七時からの病棟回診、カンファレンス、医局朝礼を終えた後、チーム回診や病棟業務をしっかり行い、夕方のチーム回診を終えたら医局会にて病院側にその日の申し送りをします。その後二十一時までに患者のカルテや採取データをレポートにまとめ、サマリーをAVALに送らなければなりません。
 
 犬樹はさらにその後も、空いた時間で個人の研究を進めています。
 
 研究テーマは「人体からのアルカナ因子除去」――自身の出身施設でもあるAVAL第十三号検体収容施設「しろかぜの家」の『クランケ』たちから、アルカナ因子を除去、または抑制し「普通の人間」に体質変化させるのが目的でした。

 そして研究を進めるうち、犬樹は自分に通常の『クランケ』たちより多くのアルカナ因子が眠っていることを知り、自身の体を使って滅因子剤と抑制剤の実験を繰り返すようになります。その結果、他の『英血の器』たちに比べ、共鳴の進行が早まってしまったのです......。

◆咲山小梅

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 小梅はアルカナ症候群罹患者の看護スペシャリストとして、犬樹と共にAVAL科学財団から上恵大学附属病院に派遣されてきた看護師――という触れ込みですが、上記犬樹の項で触れた通り、「大共鳴爆心地における『チャイルド』の生理影響調査」の観察対象として東京に送り込まれた検体、というのが実のところだったりします。

 それでもちゃんと立場をカモフラージュできるように、AVAL施設内で半年間、みっちり看護師研修を受けています......が、所詮"にわか"ですので看護師としてはまだまだ。加えて粗暴な言動と不謹慎な恰好に日々婦長さんから怒られています(でも小梅はどこ吹く風で、しょっちゅう犬樹が謝っています)。そんな状態でも追い出されないのは、財団が上恵大学附属病院のスポンサーである為、というのが実状です。

 そんな小梅ですが、元々おつむは優秀なので、現場で仕事をするうちに業務自体は器用にこなすようになっていき、さらにはどんな老人とでも気さくに話せる持ち前の"おじいちゃんっ子力"を発揮して、今では特にお年を召した患者さんたちに人気の看護師さんになってたりします。小梅もまた、初めての「お仕事」である看護師をかなり気に入っています。
 

◆チユ

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 チユはAVAL科学財団の研究員として働いているのですが、その出自、研究テーマ共に"謎"とされています。わかっているのは財団の会長であり、筆頭科学者でもある「白木・A・グラマン」専属の研究員である、ということだけ。
 
 その特権っぷりは際立っており、相互の立ち入りを厳重に規制されている各研究区画をすべてフリーパスで出入りできる程(他にそれが許されているのはグラマンしかいません)。
 
 タブレットでアニメを見ている彼女に話しかけることと彼女の正体を知ろうとすることは所内最大のタブーとされており、それを破ったものは"消される"と噂されています。
 

◆一条樹里亜

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 鎮護国禍の当主である「一十が一」の樹里亜は、高校生でありながら鎮護国禍の仕事と学業、加えて生徒会の仕事を両立せねばならず、当然バイトどころではありません。その一日は多忙を極め、分刻みのスケジュールに追われています。特に忙しい日を例に挙げるとこんな感じです。

 05:00 起床
 05:15 朝稽古(呪術の稽古)
 06:00 清めの儀(体に霊水をかけ身を清める)
 06:15 祖霊参拝
 06:45 朝食
 07:00 大老会会合(鎮護国禍元老院との定例報告会)
 08:00 移動
 08:30 登校してスケジュールチェック
 08:45 授業
 12:40 昼食
 13:00 鎮護国禍各支部からの報告書確認
 13:15 授業
 16:30 生徒会役員会議
 17:30 生徒会実務
 18:15 移動
 18:30 一十九葉会(鎮護国禍十一家の
     各第三席以上出席による活動方針決定会議)
 20:00 御咲詠みの儀
     (「おさきよみのぎ」。政府代表同席による吉事占儀)
 20:15 国対会議(鎮護国家と政府代表による国防方針会議)
 20:45 夕食
 21:00 移動
 21:15 帰宅して部屋着に着替え
 21:10 自由時間(お祈りや趣味&駄菓子タイム)
21:35 夜稽古(武術の稽古)
 22:20 入浴
 22:40 勉強
 24:00 就寝

 ちなみに自由時間の「お祈り」は、月に一度、亡き祖母の住んでいた離れにある小さな「聖堂」にて行っています。

◆十文字駿河

お仕事_駿河.png

 

 駿河もまた樹里亜と同じく過密なスケジュールをこなしていますが、「一十が十」である彼のスケジュールは同じ「一十」であってもちょこっと樹里亜と異なります。

 04:50 起床
 05:15 朝稽古(武術の稽古)
 06:00 清めの儀(体に霊水をかけ身を清める)
 06:15 祖霊参拝
 06:45 朝食
 06:50 盆禅(盆栽いじりによる精神統一)
 07:00 大老会会合(鎮護国禍元老院との定例報告会)
 08:30 移動
 08:30 登校してスケジュールチェック
 08:45 授業
 12:40 昼食
 13:00 鎮護国禍各支部からの報告書確認
 13:15 授業
 16:30 部活連会議(各部活代表出席による連絡報告会)
 17:00 部活連実務及び部活動(テニス部)
 18:15 移動
 18:30 一十九葉会(鎮護国禍十一家の
     各第三席以上出席による活動方針決定会議)
 20:00 御痕詠みの儀
     (おあとよみのぎ。政府代表同席による凶事占儀)
 20:15 国対会議(鎮護国家と政府代表による国防方針会議)
 20:45 夕食
 21:00 移動
 21:15 帰宅して部屋着に着替え
 21:10 自由時間(趣味&駄菓子タイム)
 21:35 夜稽古(呪術の稽古)
 22:20 入浴
 22:30 勉強
 24:00 就寝

 と、こんな感じです。寝起きが悪く、起きざまはかなりぼーっとしてしまう駿河は、しっかり目覚めるまで人前に出ないよう少し早めに起きていたりします。


◆原吹晶

お仕事_晶.png

 晶はネオトライアスロン部の主将であり強化選手でもあるため、部活中心の生活を送っています。
 
 住まいは学生寮で、食生活も学園からあてがわれたネオトラ専門のスポーツ栄養士の作るアスリートメニューでしっかり管理されています。しかし月に一度だけ、好きなものを食べて良い「解禁日」があり、その時には大好きな焼き肉屋「ケンケン亭」に駆け込みます。

 ネオトラ部は男子二十一名、女子十四名(内マネージャー二名)の計三十五名の部でして、晶は自分の練習メニューをこなしつつ、主将として部活連の会合に出たり、三輪コーチと各人の練習メニューを詰めて部を仕切ったりと、精力的にチームを引っ張っています。
 
 仲間からの信頼厚く面倒見の良い彼女は、練習外でもネオトラのことはもちろん、友人関係や恋愛まで、チームメイトから様々な相談を受けることも多く(でも勉強の相談だけは誰もしてきません)、なかなかに休まらない日々を過ごしていますが、持ち前のバイタリティで難なくこなしています。

 そんな部活漬けな晶も、たまの休みには「みんなで遊びに行きたい!」となり、急にお金が入り用な時にはケンケン亭のお手伝いをしたり、知り合いのピザ屋で働いたりとスポットのアルバイトで稼いでます。食事制限で食べられないのにそれでも「食べ物屋」を選んでしまうのは、"食べ専"晶ちゃんの悲しき性(サガ)なのです。


◆カーク鏑木

お仕事_カーク.png

 カークのお仕事は言わずもがな。世界的に有名な音楽家、ピアニストです。
 
 しかしその道を選んだ理由が、「"記憶の中の彼女"に自分を見つけてもらう」ですので、活躍の場は音楽業界に留まらず、各国メディアサイトのインタビューはもちろん、有名配信番組出演、モデル、果ては映画出演まで、様々なメディアに積極的に露出しています。

 大手事務所等には所属しておらず、自身が代表を務める個人事務所『84・88(オタンタ・クァトロ・オット)』を立ち上げており、経理、マネージャー等のスタッフも雇っています。しかしスタッフの多くは(特にマネージャー)、彼のエキセントリックな性格と、どんな仕事中でも突然曲を思いついて姿を消してしまう奇行に振り回され、長くても1年、半年持てば良い方と言われています。

 初めはそんな奇行も世間の注目を集めていましたが、当然迷惑なので次第に他メディアには呼ばれなくなっているのが現状です。それでも音楽活動の方は別格で、彼の提供する曲は非常に良く売れる為、世界中の有名歌手から作曲のオファーが絶えません。

 日本に来てからは、白金に借りた元某国大使館だった屋敷を根城に芸能活動を続けつつ、AVAL科学財団に協力しています。そして何かインスピレーションが湧くのか、ことあるごとに研究所内を傍若無人に好き勝手うろついては奇行を繰り返し、所員たちを辟易とさせています(4.2アマデウスのフレーバーテキストでその様子の一部をご覧頂けます)。


 ――と、一挙十名、器っ子たちの「お仕事」にまつわるお話しでした! 
 
 そしてここで残念なお報せなのですが、「LoVの処方箋――『2030年 LoVツアー』」は四月いっぱいまでとのことでして、今月で最後の更新となります。

 ならばせめて......と思うところがありまして、急遽更新担当様にお願いし、来週あと二回更新して頂けることになりました(更新担当様ありがとうございます!)。

 そんなわけで最終回まであと二回、次回の旅をお楽しみにです!

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